h2_logisticsmanagementdept.svg

日々循環するエネルギーと活気に満ちた松希の「心臓部」。


反物の重さは一反約13~17キロ、シーズン初めに国内外から入荷される反数は一月に約800反、繁忙期の一日のカット数は約1000着分。反物を運んだり、勢いよく解反してカットしていく現場はエネルギーに満ちており、まさに松希の心臓部と言えます。
その昔、この尾州の地に機屋の音が鳴り響いていたように、松希からは反を勢いよく動かすリズミカルな音が毎日聞こえてきます。


松希の物流/管理の主業のひとつが「生地カット」です。午前中までの注文はその日にデリバリーする為、ご注文分の反を棚から出し、解反して裁ち鋏や機械で裁断、その後梱包に適した大きさに畳む、という一連の作業では、正確さとスピードが求められます。作業自体はシンプルに見えますが、松希の根幹となる奥の深い業務です。


様々な世界トレンドを集約して松希コレクションを生み出す企画営業メンバーも、実需というお客様からの声を体感できる場所なので、情報収集にこの部署へよく顔を出します。

「生地」は「生モノ」。
生地それぞれの性質を見定めて最良の状態を把握する事も大切な業務の一つです。


取り扱う紳士服地の種類は国内トップクラスを誇ります。生地の物性*については繊維の公的検査機関*での試験結果が大きな判断材料となりますが、
物流/管理ではそれ以上の数値化されないものごとまで見る力が必要とされます。
素材や柄によって最良の生地管理の方法が異なり、一つ一つをより良い保管状態にしておかなければなりません。


根気強く生地と対峙していけば、自ずとプロフェッショナルな目が養われていきます。 それでも「生地」は「生モノ」。
長年経験を積んでいても生地に予測しないトラブルが起こる事はあります。
営業の生地企画がどのように現実的な生地として落とし込まれたか、企画によるメリットデメリットはどんなものか、現場のプロの「目」によるジャッジも物流管理の重要な役割です。


最上の一着をお客様へ

近年では、忙しいビジネスマンの為の快適で多機能な生地が求められています。また、天然素材のみならずサスティナブル素材など新たな商材の取り扱いもあり、
繊維の分野からも生地がどんどん進化を遂げております。
松希では、人のライフスタイルに文字通り「寄り添う」魅力的な生地を心を添えて世に送り出す事を信条としています。


MATSUKIPERSON

松希ではたらく社員達の日々の業務内容や仕事に対する想い、プライベートも少しご紹介します。